表から重複を排除してわかりやすくすることを正規化と言います。
1つの検索キーで1つの情報にアクセスできる状態を目指すのがポイントです。
例えば次の表では、購入番号1,2のところは1行に2つ以上の情報があり、検索性がよろしくありません。
そこで次のようにして、1行には1つの情報だけが入るようにします。これを第1正規形といいます。
さらにこれを「購入番号」や「購入番号」「商品番号」の組み合わせで正規化すると次のようになります。これを第2正規形といいます。
第2正規形では、最初の表は「購入番号」から「購入者」を、2つ目の表は「購入番号」「商品番号」から商品を割り出すことができるようになりました。
このように正規化をすると、必要な情報へわかりやすくアクセスすることができるようになります。
検索キーは必ずしも1つだけではなく、「購入番号と商品番号」のように2つの要素を含むことがある点に注意してください。